6月4週目
6月
第1週計△13443
第2週計△1375
第3週計△46704+現物△10300
第4週計△17730
合計△79252+現物△10300=△89552
6月25日から26日にかけて日経は1000円ほどの上昇になっています
日経先物 39,600円 「一時39,800円」サンキュッパ🐱
— にこそく (@nicosokufx) June 28, 2024
6/28(木) 高値 39,800円✨
6/26(水) 高値 39,790円✨
6/25(火) 安値 38,730円 pic.twitter.com/HL9HEFvAoi
ただ、プライムの売買代金を見てみると、
24日 2.52兆円
25日 3.00兆円
26日 3.17兆円
27日 3.04兆円
28日 3.28兆円
となっています。6月末という要因を考慮すると、売買代金は普通ぐらいで、低調だったとみてよさそうです。
とくに26日の売り評価損率は-15%と前日より2%改善しており、一気に1000円上昇したことで、踏み上げが相当出たことがわかります。
売買代金の盛り上がりがないところを見ると、相場は長く続かないのではないかと思います。
40000円を超えないと思った理由
・オプションのコール建玉をみると40000に壁がある
・高水準の買い残(4.9兆円の買い残があり、過去最高水準)
・高水準の裁定買い残(裁定買い残2.1兆円、8億株と最高水準)
・10年債金利が1.07%に上昇してきており、平均配当利回り1.69%とのスプレッドが0.5%程度まで縮小している
・指数ベースのPERが22倍台半ばまで上昇している
これらの理由から日経の上値追いは難しいと見ています。
日経が33000~40000まで駆け上がったときの買い残をみると、買い残が3.4兆円で、日経レバレッジなどは逆日歩が付く状態でした。
最も情報にうとい市場参加者が買っている可能性
NVIDIAが140ドルから120ドル前後まで急落してきていますが、個人投資家はここぞとばかりに買っているようです。
先日、投資配信を見ていたのですが、ブルとベアの区別があいまいな人が、
「プルを買った」(ブルではなくプル笑)
「ベアだったかどうか見てくる」
「エヌビディアの2倍ブルETFを買った」とコメントしていました。
ブル相場の最終局面では「FOMO」といわれる局面があり、この場面では、もっとも情報にうとい市場参加者が買いで入ってくるとされています。
YOUTUBEのばっちゃまのチャンネルやツイッターなどをみてみても、買い一色な感じはします。
あっ😇
— FIREし隊@高配当株投資家 (@FIRE_07141866) June 29, 2024
👞✨ pic.twitter.com/0pdmWJVAaT
米株の割高さが見過ごされている可能性
現在、日本のイールドスプレッドを見てみると、
10年債 1.07%
東証プライム平均配当利回り 1.69%(指数ベース)
で、0.62%となっています。
アメリカ株を見てみると、
10年債 4.40%
NYダウの平均配当利回り 2.13%
でマイナス2.27%(株よりも債券のほうが利回りが高い状態)になっています。
エヌビディアの月足チャート