岡山2004の副業日記

ポイ活のことや仮想通貨のこと

5月の流れ

①為替介入

5月は月初に為替介入があって、不安定な開始になりました。

4月末と5月2日(日本時間3日早朝)の介入があり、152円割れまで円が買われましたが、すでに157円半ばまで戻してきています。

先日発表された介入額は、9.8兆円だったようです。

 

日銀の為替介入は、外貨準備分しか介入できないから上限があるなどの議論がありますが、GPIFは55兆円程度(米国債は10兆円?)の外債を持っているので、これを使えばほとんど無限に介入できる、などの議論もありました。

ただ、為替操作国の認定やIMFの為替介入の基準などもあって、無限にはできない、ということみたいです。

 

為替操作国の認定基準

①対米貿易黒字が150億ドルを上回る
②経常黒字がGDP比3%を上回る
③純外貨購入がGDP比2%を上回る

という基準があるのですが、円を買う介入は自国通貨買いになるので、③に該当しないのではないか、という議論もありました。

ただ、G7の合意では、為替水準は原則的に市場によって決定されるというものらしく、イエレン財務長官から数度にわたって、「為替介入はまれであるべき」という発言がありました。

 

IMF国際通貨基金)の為替介入ルール

①為替介入は半年間で3回以内
②各回の間隔が3営業日を超える場合はIMFに申し立てが必要

というルールがあるそうで、1回目の介入が4月29日なので、5月2日のNYクローズで3営業日以内で介入したのではないか、という議論もありました。

ただこの2回目の介入のあった5月2日はFOMC政策金利決定後のパウエル議長の記者会見後に行われました。

竹内のりひろ氏のYOUTUBEチャンネルでは、①中央銀行総裁の記者会見後に、②ニューヨーク市場しか開いていない時間に、③アメリカの通貨であるドルを売る、ということがどういう意味をもつのか、ということが離されていました。

逆にアメリカが日銀の総裁の会見直後に、東京時間帯に日本円を10兆円分売ったらどういう印象を持つか考えるとわかりやすいかもしれません。

 

②米金利低下と経済指標悪化

4月末に発表されたGDPが+1.6%から始まり、5月初旬のISM製造業、非製造業もともに50割れ、雇用統計も伸びず、という流れがあり、5月はこれまでと違い、米債の金利が低下傾向になりました。

この米債金利低下とともに米株価が上昇し、ダウは40000ドルの大台をつけ、その後2000ドルほどの急落となりました。

 

ここのところ、アメリカの中低所得者層の消費が減速しつつあるデータがでてきているようで、その原因は貯蓄が底をつき始めていること、クレジットカードの残高が最高水準にあることなどが挙げられていました。

 

 

 

アメリカのマクドナルドは全店舗で売り上げが減少している、というツイートもありましたが、今後の動向に注目していきたいところです。

 

 

③日本金利上昇と金利差の縮小

日本の債券金利が急上昇し、10年債は一時1.1%を突破しました。
三菱UFJ銀行幹部の日経インタビューでは1.2%超から国債ポジションを構築していく、早ければ7月にも日銀利上げ、などの内容でした。

ただ、アメリカの10年債金利は4.5%程度であり、仮に日本の金利が1.2%になったとしてもまだ3%超の金利差があります。

為替介入、米金利低下などでドル円下落したため、キャリートレードのポジションが減少していましたが、絶対的金利差から再び徐々にキャリートレードのポジションが増加してきているようです。

 

 

金利差のチャートをつくってみると、下のようになります。

デッドクロスしてきています。

日本の金利が1.2~1.5%程度とすると、アメリカの金利が4.2~4.5よりも下に行かなければ、絶対的金利も3%を下回らないため、この水準からどちらに動いていくかでドル円相場も決まってきそうです。

 

下がドル円チャートですが、ヒストグラムが縮小傾向なので、どちからに大きく動き始めることが予想されます。

現在10年債が4.5%ですが、ここから再度4.3%、4.2%を目指す動きが出ると急速に円高になる可能性もあり、注意が必要です。

ドル円の買いポジションは日本のFX会社で60%を超えています。

OANDAラボでは、売りと買いは5:5程度です。